【兵庫県】の隠れパワースポット生石神社＆越木岩神社！不思議体験と伝説を巡る旅！

兵庫県といえば、洗練されたオシャレな街・神戸市に、宝塚歌劇、有馬温泉、城崎温泉に、世界遺産の姫路城など、魅力的な観光地が点在する人気の県です。

さらに数多くのパワースポットがあり、不思議な体験談も多く聞かれます。

そこで今回は、兵庫県内にある『生石神社』『越木岩神社』について深堀してきました。

今回の記事で分かること！

今回も面白い話をご紹介しますよ～。

生石神社（高砂市）：石の宝殿の謎と“浮いて見える”石の秘密！

兵庫県高砂市の山の中腹に鎮座する「生石神社（おうしこじんじゃ）」。

車でのアクセスも可能ですが、体力に自信のある方は、山の麓から階段を登るのもおすすめです。

公共交通機関をご利用の場合は、JR宝殿駅から1.7kmほどの距離があるので、バスを使うのが良いかと思います。

「生石神社」の鳥居をくぐった先には、これから紹介する「石の宝殿」に関する資料館もある位、不思議な岩なんです！

「石の宝殿」とは？日本三奇の一つの巨石建造物！

「石の宝殿」とは、生石神社のご神体となっている巨大な石のことです。

この岩は、なんと1400年以上も前からこの地に鎮座していると言われています。

聖徳太子がいた時代よりも昔からあるなんて、すごい！

「日本三奇」の一つに数えられて、「浮き石」とも呼ばれております。

「日本三奇」とは、日本三大ミステリーのこと。

なんで三大ミステリーの1つなんだろう？

この巨大な岩が、実は浮いているように見えるんです！

この巨大な岩のサイズは、高さ約5.6m、横約6.5m、奥行約7.5m、重さ約500トン！

こんなにも巨大な岩が浮いているように見えるってどういうこと？

実はこれ、人の手によって、加工されたものなんです！

上から見ると断面がまっ平らだから、人工物ってすぐにわかるな～。

巨大な岩が浮いてるように見せるため、岩の下部分だけを奥深く切り込んでいるんです！

また、下には水が張られているため、より一層浮いているように見えるのですが、水量は日によって異なるそうです。

科学技術が発達した現代でも、「誰が？何のために？どうやって造ったの？」と、多くの謎に包まれた石造物なのです！

参拝者が感じる“電気”や“温かさ”：パワー体験レポ！

「石の宝殿」の周囲はグルっと1周出来るようになっているのですが、実はこの「石の宝殿」境内の後ろにあり、とても狭い空間なんです。

そのため、この強大な岩の存在感には圧倒されます。

この石の裏側には三角形の突起があり、その左側が最も強力なパワースポットと言われております。

左回りで歩き、突起部分を両手で触れると「ピリッ」と電気が走る感覚や、「ポッ」と温かさを感じたりする人がいます。

中には電化製品の不調が起こる人もいるほど！

また、参拝後に運命の出会いをしたり、経済的に安定したりする人もいるとか。

さらに「生石神社」の境内の外には「霊岩」と呼ばれる岩があります。

これは、「石の宝殿」の岩の一部と言われており、全身の力を込めて「霊岩」を押し、その手で身体の弱っている部分を撫でると、その部分が治ると信じられております。

それだけでなく、神様から運を切り開く力も授けて頂けるそうですよ～。

越木岩神社（西宮市）： 甑岩（こしきいわ）と“龍神伝説”の不思議！

西宮市の閑静な住宅街に突如として現れる「越木岩神社」。

豊かな緑に囲まれ、まさに神域と感じさせる雰囲気に包まれています。

そのため、駅からは徒歩15分ほどなだらかな登り坂を歩くため、バスが出ております。

無料で駐車場も開放されていますが、混雑が予想される時期は駐車場は利用できません。

越木岩神社の御神体は「甑岩（こしきいわ）」と呼ばれる高さ10m、周囲約40mもの巨大な花崗岩の集合体です。

境内の左手に延びる石段を進んだ先に、「甑岩」は鎮座しています。

この「甑岩」から強いパワーを感じる人も多く、毎日朝と夜に参拝に訪れる方もいるほどです。

「安産の神・子授けの神」として有名な越木岩神社は、赤ちゃんの「泣き相撲」が行われる神社としても知られています。

泣き相撲の日は最寄駅から無料のシャトルバスが出ていますよ～。

甑岩の伝説と昔の石切り職人のエピソード！

実は、この「甑岩」には面白い伝説が残されています。

大阪城を築くために、全国から良質な石を集めていた頃、ある殿様がこの「甑岩」を見つけました。

この「甑岩」を奉納すれば、手柄がもらえるだろうと考えたのです。

ですが、村民たちは「この岩には白い龍が住んでおり、神様の岩なので、これを切ると祟りが起きますからおやめください」とお願いをしました。

それでも、お殿様は石切り職人を連れて来て、作業を始めさせました。

すると、石にノミを打つたびに火花は激しく散り、今にも割れそうになった岩の間から真っ白なけむりが立ちあがったのです。

白い煙は徐々に色を変え、最後は真っ黒になり、音を立てて熱気を放ちました。

この不思議な熱気により、石切職人達は手足が震えだし、斜面を転がり落ちていきました。

その様子を見た殿様も、遂にこの「甑岩」を諦めたそう。

この出来事から、「甑岩」はより一層崇められるようになりました。

今でも当時のノミの跡が残っており、白い煙が立ち昇る日もあるそうですよ～。

顔認証カメラが反応!? 参拝者の実体験レポート！

御神体である「甑岩」を背景に写真を撮ろうとしたところ、顔認証が反応しなかったという不思議な体験談があります。

その代わりに、右斜め後ろで、人の顔の4倍くらいの大きさで顔認証が反応したそうなんです！

そんなことあり得る！？

御神体である「甑岩」の力は相当強いらしく、ビリビリする感覚を味わう人もいるそうです。

その他にも、絶対に治らないと言われていた婦人科系の病気を患った女性が参拝したところ、その病気が治ったとの話も聞こえてきました。

ここは女性にご利益のある神社とされており、男性が一人で参拝してもスルーされてしまうなんて話も。

また、強く願いを込めてお祈りをしたところ、「何か分からないが、ずっと後ろに気配を感じる」と話す人もいるそうです。

まとめ

今回は、兵庫県のパワースポットである「生石神社」と「越木岩神社」をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか？

今回のまとめ

どちらの神社も、訪れる人に不思議な体験やパワーを与えてくれる場所のようですね。

がん封じ隊takuya

家族のがん闘病をきっかけに、全国各地の「がん封じ神社」を巡拝。
実際に足を運び、現地の様子や由緒、ご利益を写真と共に発信中。
これまでに参拝した神社は50社以上。
民間信仰と文化の記録を通じて、がんと向き合う方々に祈りの道しるべを届けます。